片道2時間のリハーサル会場までの道のりは、ちょっとした旅気分。
朝は雨が降っていなかったけど、午後には降ってきて・・・雨のラーガをいくつかセッション。日が暮れるまで、日が暮れてからも。音楽に夢中になっていると、ご飯を食べるのも忘れてしまいますね〜(^^;)
話はインド音楽から、ハードロック、ヘビーメタル、ブルースへ。
音楽と自分との向き合い方や、自分以外のミュージシャンを見ていて思う事など、徒然。
自分自身のことを振り返ると、シタールを始めてからは15年目だけれども、楽器や音楽との関わりはもっと前から。インド音楽、特に古典音楽を学び始めてそれほど自分は変わっていないように感じるけれど、年月ばかりが過ぎていくようにも感じられるのは、時間を捉える感覚が普通ではないのかもしれないですね。
シタールを始める前はギターを弾いていたのですが、やはりその頃からブルースセッションのようなものが好きだったなー、と時々思い出します。スケールだけが決まっていて、その場その場で即興でメロディーを作り上げていく作業は、インド音楽もブルースも共通点がありますね。魂の叫びというべきか、隠していても音に現れてしまう自分自身だとか、今この瞬間を生きていることそのものがにじみ出る時。でも決して破壊的な訳ではなく、美しさや自由を求めてその、大げさな言い方だけど神とつながる瞬間みたいな?
そんなこんなで、どうも音楽と私の人生はリンクしているようです(^^)